午後にGのN氏と荻窪のいきつけケーキ屋「ル・クール・ピュー」で旧作のDVD再発売に関する苦手なビジネストーク。数字の話は実感わかないな。
夜になると一週間しか経っていないのにまた上映会です。これでは、あきられて観客が集まらないと思って趣向を変えてみました。買ったまま放りだしておいた未公開(あくまでもアニドウの中で)の短編を一挙に10本公開しようというプログラムにしたのです。題して「初秋の新着 Toon? 10本特集」。それでも、いつもと同じ人数、同じ顔ぶれで、ヘタな考えなんとやらという結果でしたが。
今日の上映はまず特撮「タランチュラの襲撃」。蜘蛛嫌いの全国の手塚ファンに贈るB級怪獣映画(のダイジェスト10分版)。スクリーンでちゃんと見ると構図とか、編集がなかなか良いのが分かります。白黒画面がきれいで撮影うまいです。「これちゃんと見たい作品です」という音響担当のアニメーター、エット氏に「この短縮版で十分だろー!」と言い捨てたり、なんだか音がフニャフニャしているので、映写担当のぎじん君に「おいおい、押さえが足らんよ」と叱咤したり、照明担当NEKOちゃんに「いきなり照度あげるな!」とかとか、なにかと調整室はやかましいものです。(あ、俺だけか、こりゃ失礼)。
・「Alice in Wonderland」1948年
・「Little Blue and Little Yellow」1962 レオ・レオーニの有名な絵本「あおくんときいろちゃん」のアニメーション化。プリント古いのでどれが何色か分からず、あれが黄色か?と変なクイズのようになってしまった。したがって「うれしくて抱き合って、緑色になってしまう場面」はなんだかわからず。そういえば、オープロで「スイミー」を作ったっけと思い出した。ビデオ・マスターはうちにあるはず。プリントもあるかも。色はあるかな?
・「Pup's Picnic」1936年のR.ライジングの「小犬のピクニック(まんが宇宙船の題)」。なぜか白黒版ですみません。達者なアニメートは見事とも言えるが、今や冗漫とも言える話のつまらなさ。
と、このへんでロビーを見回りにいったらK山教授がお見えになったので、しばし話をしていて上映を見逃してしまう。
★この間の上映作品に関しては後日に追加予定です。
・「Unclean family」はWDの衛生教育フィルムでした。メキシコ人は不潔だから越境させないようにしよう、という差別的作品。親切にもトイレの作り方を教えてあげたりするもの。
・「ベティの波乗り越えて」Betty Boop's Life Guard 1934 は、アンケートで最近不人気高まるボーイフレンド、フレディくんの出る短編。犬→道化師→人間?とは浮気すぎです、ベティさん。夢の中のシーンがかわいらしいです。
ラストの作品は弊社配給の「ヴィレッジ」マーク・ベーカーで、いまさらと思われましょうが、きれいなプリントの良作を1本ちゃんと入れないといけません、というアシスタントS嬢の命令もあって、おまけとして上映。もちろん「新着」ではありません。新着は10本ちゃんとやっているので、アンケートで疑問視する前に数えるように!
終了後は、いつもと違う店に行こうと総勢15人でさまようことに。金曜日の夜なのでどこも混雑していてなかなか開いている店がない。中華料理屋を覗いたら、K沢先生ご一行が見えたので「この店にはイヤな気が満ちておる!」と挨拶代わりに叫んで避ける。
並びのえん屋という店で「あと10分で入れます」と言うのを「そんなに待てない」と言って通りすぎる。しかしその後の店にことごとく断られたので、転進して戻る事にする。「だから俺は待てと言ったろう」とぎじん君をたしなめて、並ぶ。既に、プロフェッサーと手塚版バンビを編集したN氏は機嫌が悪くなっている。
店内が混んでいてなかなか食べ物が来ないが、いつもの1,5人分を頼んだというぎじん君の言葉を信じて待つことしばし。やっと来たのがサラダの山でK山プロフェッサーさらにご機嫌斜めに。「肉はないのか、肉は!」と尻馬にのってぼくが叫ぶと、S嬢に「今、頼んでいるでしょう!」と叱咤される。いやあ殺伐としてアニドウらしい宴会だなあ。おかげで自分で頼んだ白ワインは最悪のまずさでバチが当たったよう。半分も飲めずに酔っぱらったテレコムのT永氏をだまして飲ませてしまう。よかったよかった。