夕方のニュースを見て驚きました。お気に入りの店にとんでもない不幸が...。銀座一丁目の割烹居酒屋「岩戸」でガス中毒があり、息子さん(30)がお亡くなりになり、ご主人夫婦が入院という事故が起こったというのです。この店は僕の銀座一のお気に入りの店で、ちょっとばかり高級ななんでもおいしい処です。特製さつまあげ、氷頭なます、ねぎま汁...どれをとっても絶品の肴です。友人との打ち上げや、海外からのお客さんも連れていく機会が数多くありました。手塚さんの葬儀の後で友人とお清めをしたり、カナダのジャック・ドルーアンの歓迎会をしたり、「全貌」展のデザイナーさん連をねぎらったり、思い出もいっぱいです。そんなこんなでもう20年間は通っているでしょうか。夜だけでなくランチもおいしいので、800円の まぐろ重定食を食べによく寄りました。もともとは日本漫画家協会の事務局がそばにあり、K山教授の推薦で初めは行ったものです。
弟子を恐い顔で叱りつけるのがいつものご主人は、「酒を飲まない女は連れて来るな」とつぶやく遠慮のなさだけれど、ひるまずに通うと秘蔵の酒を自ら注いでくれる、実は人好きな性格。
きちんとしたお店を維持している一家になんでこういう不幸がふってくるのか、まったく理解できません。世田谷で事件にあった宮沢くん一家の時もそうだけれど、知人の不幸をテレビで見るのもイヤなもので、肉親でもないので駆け付けるわけにもいかないのだけれど、そうだからかえって落ちつかないまま気分が落ちこんでいくばかりです。
お店の再開を願うばかりですが、そうなっても、ちょっとしばらくどういう顔でいけばいいかわかりません。
(追記:NEKO氏の情報によれば「7/24より平常通り営業します」という貼紙があったそうです)