2005年09月30日

開幕のベル鳴〜る

パラシオス監督が来日するというので、本郷のホテルへ挨拶に待ち受ける。5時半頃予定通り到着。ラングドック地方のワインを土産にもらう。海外へ重い日本酒を土産に持っていく人を見る度にあんな荷物になることは出来ないなあ、とあきれていたけれど、自分がもらう立場になるとは。そういえば、ハンガリーのミクラス氏にも地元名産のパラツク・パーリンカをもらったっけ。こうなったら、おいらも日本酒か焼酎を担いで行脚しますよ、ええ。
 早速日仏学院へ顔を出すと彼が言うのでくっついていくことに。NEKO氏は所用で別れてしまうので、しかたなくビデオカメラマンに変身。ラルーの作品上映の間、階下の喫茶スペースでお茶しつつ終了を待つ。ここでさようならというつもりだったが、大使館の文化部Sさんに誘われて居酒屋へも同道し、ごちそうになる。しかし、参加者14人ほどのほとんどがフランス人というのはなんだかおかしい。普通の居酒屋メニューがみんな好きなんだなあ。

投稿者 anido : 08:55 | コメント (0)

2005年09月25日

決算らん破産らん

棚下ろしとやらで、山のような在庫を数える(経理担当重役のO氏が)。こころなしか、「もりやすじ画集」はかなり減ったような気がするが。それにしても、この在庫が「資産」扱いとはわからない。積んであるだけで「黒字」になる理屈がまるでわからない。短期で売れる本しか出なくなるのが道理ではないか。どうしても出したい本をさっさと出版して、足をあらいたい気持ちになってしまう。どうやっても爆発的に売れる本は企画できないしなあ。

投稿者 anido : 10:02 | コメント (0)

2005年09月21日

情け深い島国

一日、今月末に日仏アニメーションの交流で来日するB.パラシオスの歓迎パーティの準備でつぶれました。なんだか大変な10日間になりそうです。版下作成のIllustratorもCS2にヴァージョンアップしました。

投稿者 anido : 18:11 | コメント (0)

2005年09月19日

オープン本当?

来月の日仏アニメーションの交流に関してパーティを企画中。その会場を視察に銀座へ出かけ、灯りに誘われる蛾のようにアップルショップに入る。編集中の単行本にぜひ新しいフォントを欲しいと思っていたので、勢いでDynaFont のOpenType100を購入。モリサワの21書体パックが38万もするので、それに比べて3万弱だからなんだか得したような気がしてね。飛んで帰った事務所で早速入れてみるとどうやら今使用中のIllustrator5.0Jでは使えないようで、ショック!いよいよIllustratorをバージョンアップするのか?それにしても8.0ではつかえないとか、注意書きもちゃんと読まないとまた失敗しそう。おっちょこちょいには行きづらいコンピュータの世の中だ。

投稿者 anido : 01:40 | コメント (5)

2005年09月17日

三重快感

パーティ会場の下見に銀座、三笠会館本館へ。浦和のある贔屓のイタリアン・レストラン「アジオ」が三笠会館経営であることを思い出し、支配人さんの紹介で仮予約を入れてもらった。通常8,500円からの料理というところを大きく負けてもらうことに。昔の建物なので天井が低いけれど、内装はなかなかおしゃれだ。アニドウには良すぎるという声もあって、ここに決定。100人まで対応できるというけれど、そんなに来ないはす。なにしろ前日に歓迎パーティが学院主催であって、無料なうえにメンバーはほとんど同じはずなんだから。赤字覚悟のパーティだが、ここはひとつ侠気ということでがんばりまししょう。

投稿者 anido : 16:36 | コメント (0)

2005年09月16日

安ぜらるる金


製作資金は大丈夫かな。今晩は反戦のアニメーション「アンゼラスの鐘」の完成記念試写会。ひさしぶりに新宿駅前の安田生命ホールへいく。監督の有原誠治さん(写真右端)のお誘いで参加しました。有原さんはアニドウの大先輩で、Aプロのアニメーターでもあり、頭が上がりません。なにしろ「つるのすごもり」の頃からのおつきあいです。
 さて、作品はというと.....う〜んと、ちょっとなあ。苦しい製作体制が画面に出てしまったなあ、というところでしょうか。

投稿者 anido : 17:14 | コメント (0)

2005年09月13日

不安同士

夕方より銀座の居酒屋升本で会食。なんと30年ぶりでファントーシュ編集部勢ぞろい(但し、H瀬編集長のぞく)。5時間ほど昔話に興じる。K谷くんはパズル作家、S藤くんは歌い手、T山くんはゾートロープ作家、Y沢くんは「雪の女王」などの原画マン、としてそれぞれ活躍中とは喜ばしい。今回の呼びかけはみんな最近ミクシイに入ったことがきっかけだったが、それぞれ50過ぎてもアンテナはのばしているんだなあ。
 一番面白かったのは「今回の呼び出しはまた雑誌だすから手伝えという指令かと思った」という発言。そんなことは考えもしなかったが、30年ぶりにファントーシュ2か!それは愉快と反応してみても、すでに全員老境の身なので、結局それぞれの病気自慢で解散することになっただけだった。
また,30年後に第二回の同窓会をやりたいものだ。

投稿者 anido : 00:05 | コメント (3)

2005年09月10日

ジョニーは工場にいった

もらった株主優待券で「チャーリーとチョコレート工場」を見る。新宿のピカデリー1は大きい小屋だけれど、初日なので結構混んでいた。ヒットするのかも?
映画は傑作。笑わせてもらいました。もう一度見に行こうかと思っております。教育的な所が嫌い、という評価もあると聞いたけれど、子供を矯正しようなんて思っていないのでは?ただ気にくわないガキをイジメテいるだけだと思いますがね。主演!のクリストファー・リーが貫禄あってうれしいです。
 それにしてもこの映画館、松竹の看板の小屋なら非常灯ぐらい消してほしい。ドルビーもなんかショボイような。地下のボロい2,3よりはましだけれど。またまた見せられる「SHINOBI」の主役二人のヘタクソな台詞まわしに全身脱力。海賊版追放キャンペーンも説得力0になりました。

投稿者 anido : 23:54 | コメント (5)

2005年09月08日

こまつ座ちゃうな、芝居に誘われて

サザンシアターで井上ひさし作「小林一茶」を見に行った。
主役の若手北村有起哉、ベテラン高橋長英他、全員が何役もこなす重層的な構造で、俳優のみなさんのうまさが光る見応えのある芝居でした。
ここ数年こまつ座の公演にはけっこうつきあっているが、確かひっかかりは「マンザナわが町」で、小学校の同級生、一柳みる様が出ていた時が最初かな。また出てほしいものです。

投稿者 anido : 16:50 | コメント (0)

2005年09月06日

雨と無知

上映会当日でもなきゃ、こんな雨くらい、なんでもねえやい!へ!っとなめていたら荻窪は洪水になってしまった。毎日通る橋が水没しているとか。
そんな中、あまりにヒマなので1998年と99年の二度のポルトガル視察の際、撮影したビデオから「リスボンの路面電車ロングバージョン」を編集するため、Macに映像を取り込む作業を開始。10本程度のDVテープ(つまり10時間ですね)からこれは!というカットを選ぶのだが、どれもこれもこれは!と思って見てしまうので、なかなか進みません。選ばなければ、短くならないんだがね。できれば45〜60分にまとめて、とりあえず小田克也さんにプレゼントかな。

投稿者 anido : 18:22 | コメント (0)

2005年09月05日

呻吟 イン・ザ・レイン

上映会が台風から助かったと思ったら事務所の危機が!本箱の上に恐れていた雨漏りが。以前もちょっとしたので、「バグズ・ライフ」のポリバケツが受け止めていてくれるけれど。その下には「少年」や「少年サンデー」の入っている本箱はあり、気が気ではありません。
しばらくするとどこからかキュルキュルと変な音が。フィルム倉庫を見てみると、エアコンの前面に、びっしり霜がついていました。止めて様子をみると、こちらもポタポタ水の音が。なんかそういう拷問があったなあ。寝られないのは同じ効果か。
やけになって?、DVDを4枚も購入。といっても貧乏なので1000円のやつです。山野楽器を覗いたら、新しい安価なレーベルが出現していました。ARCという会社の1500円シリーズ。先行の本屋なんかで売っている500円シリーズに比べて、ジャケットデザインがシャレています。中身も画質が良ければいいんだけれど、同じソースだったらイヤだな。とりあえず、「三つ数えろ」「駅馬車」それにお仕事として「ポパイ」「ガリバー旅行記」を買いました。見ないのだけれど、それがコレクションというものでしょう。

投稿者 anido : 19:59 | コメント (5)

2005年09月04日

供養家族


今日はもりやすじさんのご命日。御墓参りにうかがうことにして荻窪からタクシーで鷺宮に出て西武線の急行で久米川駅へ。駅前には群衆と警備の警官がたくさんいて驚いたが小泉首相が街頭演説で来るらしい。おかげでタクシー乗り場がなくなっていて困る。雨がはげしくなりつつある中タクシーを探してやっと乗り、お寺へ。すでにご家族はすまされたらしく、きれいなお花が供えられていたが、そこへ持参の花を無理矢理加えて飾らせてもらう。
1992年のお葬式、一周忌、七回忌、十三回忌、そして今年とあっという間に経ってしまい、企画していることも出来ないままに、恥をさらしていることを今更ながら恥ずかしく思う。
「もり画集2」は、近いうちに出ますが...そんなものでは治まらないなあ。
帰りには立川中華街へ出て勝手に法要の御清めを開催。菜香という店のW支配人は元浦和のアジオにいた人で旧知の仲。サービスで出してくれた梅干しをまたギューっと干したような酒肴がえらくうまかったので、帰りにねだってもらって来た。これも供養ですから......違うか。
(上の写真は一周忌の法要時のものです。photo by Namiki)

投稿者 anido : 03:42 | コメント (0)

2005年09月02日

甘えてばかりでごめんね、未公開はとっても幸せなの

午後にGのN氏と荻窪のいきつけケーキ屋「ル・クール・ピュー」で旧作のDVD再発売に関する苦手なビジネストーク。数字の話は実感わかないな。
夜になると一週間しか経っていないのにまた上映会です。これでは、あきられて観客が集まらないと思って趣向を変えてみました。買ったまま放りだしておいた未公開(あくまでもアニドウの中で)の短編を一挙に10本公開しようというプログラムにしたのです。題して「初秋の新着 Toon? 10本特集」。それでも、いつもと同じ人数、同じ顔ぶれで、ヘタな考えなんとやらという結果でしたが。
今日の上映はまず特撮「タランチュラの襲撃」。蜘蛛嫌いの全国の手塚ファンに贈るB級怪獣映画(のダイジェスト10分版)。スクリーンでちゃんと見ると構図とか、編集がなかなか良いのが分かります。白黒画面がきれいで撮影うまいです。「これちゃんと見たい作品です」という音響担当のアニメーター、エット氏に「この短縮版で十分だろー!」と言い捨てたり、なんだか音がフニャフニャしているので、映写担当のぎじん君に「おいおい、押さえが足らんよ」と叱咤したり、照明担当NEKOちゃんに「いきなり照度あげるな!」とかとか、なにかと調整室はやかましいものです。(あ、俺だけか、こりゃ失礼)。
・「Alice in Wonderland」1948年人形アニメーション作家、ルー・ブーニン(仏)による本来80分の『アリス・イン・ワンダーランド』Lou Bunin's Alice in Wonderlandを3分にカットしてホームムービー用に売り出したフィルム。
・「Little Blue and Little Yellow」1962 レオ・レオーニの有名な絵本「あおくんときいろちゃん」のアニメーション化。プリント古いのでどれが何色か分からず、あれが黄色か?と変なクイズのようになってしまった。したがって「うれしくて抱き合って、緑色になってしまう場面」はなんだかわからず。そういえば、オープロで「スイミー」を作ったっけと思い出した。ビデオ・マスターはうちにあるはず。プリントもあるかも。色はあるかな?
・「Pup's Picnic」1936年のR.ライジングの「小犬のピクニック(まんが宇宙船の題)」。なぜか白黒版ですみません。達者なアニメートは見事とも言えるが、今や冗漫とも言える話のつまらなさ。
と、このへんでロビーを見回りにいったらK山教授がお見えになったので、しばし話をしていて上映を見逃してしまう。
★この間の上映作品に関しては後日に追加予定です。
・「Unclean family」はWDの衛生教育フィルムでした。メキシコ人は不潔だから越境させないようにしよう、という差別的作品。親切にもトイレの作り方を教えてあげたりするもの。
・「ベティの波乗り越えて」Betty Boop's Life Guard 1934 は、アンケートで最近不人気高まるボーイフレンド、フレディくんの出る短編。犬→道化師→人間?とは浮気すぎです、ベティさん。夢の中のシーンがかわいらしいです。
ラストの作品は弊社配給の「ヴィレッジ」マーク・ベーカーで、いまさらと思われましょうが、きれいなプリントの良作を1本ちゃんと入れないといけません、というアシスタントS嬢の命令もあって、おまけとして上映。もちろん「新着」ではありません。新着は10本ちゃんとやっているので、アンケートで疑問視する前に数えるように!
終了後は、いつもと違う店に行こうと総勢15人でさまようことに。金曜日の夜なのでどこも混雑していてなかなか開いている店がない。中華料理屋を覗いたら、K沢先生ご一行が見えたので「この店にはイヤな気が満ちておる!」と挨拶代わりに叫んで避ける。
並びのえん屋という店で「あと10分で入れます」と言うのを「そんなに待てない」と言って通りすぎる。しかしその後の店にことごとく断られたので、転進して戻る事にする。「だから俺は待てと言ったろう」とぎじん君をたしなめて、並ぶ。既に、プロフェッサーと手塚版バンビを編集したN氏は機嫌が悪くなっている。
店内が混んでいてなかなか食べ物が来ないが、いつもの1,5人分を頼んだというぎじん君の言葉を信じて待つことしばし。やっと来たのがサラダの山でK山プロフェッサーさらにご機嫌斜めに。「肉はないのか、肉は!」と尻馬にのってぼくが叫ぶと、S嬢に「今、頼んでいるでしょう!」と叱咤される。いやあ殺伐としてアニドウらしい宴会だなあ。おかげで自分で頼んだ白ワインは最悪のまずさでバチが当たったよう。半分も飲めずに酔っぱらったテレコムのT永氏をだまして飲ませてしまう。よかったよかった。

投稿者 anido : 00:12 | コメント (0)

2005年09月01日

ええプロダクション


田無駅から歩いて6分、総持寺にて執り行われた故楠部大吉郎さんのお通夜に参列させていただきました。これまでに楠部さんとは何回かご挨拶したことはありますが、直接じっくりお話したのは、昨年の「全貌」展の直前にシンエイ動画にお邪魔した時が最初で最後です。図録のためのインタビューに長時間答えていただき、ビデオテープでも録画させて頂きました。その時はお元気だったので、それからわずか一年後にお亡くなりになるとは本当に残念です。
今日の通夜には、虫プロの有原監督、あにまる屋の本多社長、福富監督、南正時さんなど旧Aプロのベテランなどをはじめ、オープロの村田社長、手塚プロの松谷社長、テレコムの竹内社長などなど、名だたるアニメーション制作会社のトップが参列なさっていました。大塚さん、小田部さん、奥山さん、宮崎さんなども来られたようですが、ご挨拶かなわず。
焼香の後は、田無駅前の居酒屋でオープロメンバーと村田氏の話をあれこれ聞きました。
「楠部さんはとにかく(作監)チェックが早かった」ということなど、感心していたけれど、考えてみると僕も「荒野の少年イサム」のスタッフでした。「パンダコパンダ」があるのもAプロのおかげです。
ご冥福をお祈りいたします。(photo by Kaneko Yoshiro)

投稿者 anido : 11:45 | コメント (1)