スタジオでの椋尾篁さん (Photo:T.Namiki)
日本のアニメーション界で美術分野の第一人者として幾多の名作を生み出しながら、志半ばで三年前に逝去された椋尾篁さんの本格的な回顧展が、ご遺族の主催により「---光と影と質感の詩人--追悼
椋尾篁アニメーション美術展」としてこの4月に町田市立国際版画美術館で開催されました。展示は「母をたずねて三千里」「セロ弾きのゴーシュ」「幻魔大戦」から遺作となった「美少女戦士セーラームーン」「光の風のアーマ」までの百余点の背景画、美術ボードによって構成され、30年に及ぶ作家生活の全貌が理解できました。入場無料とは信じられない豊富な展示内容で、会期中訪れた約600人のファンに改めてその才能とそれを失った大きさを知らしめた催しになりました。
アニドウが直接お世話になったのはFILM1/24.23号「母をたずねて三千里」の特集が最初です。なんといってもほとんど一人で描かれた「ゴーシュ」の背景の素晴しさが私には忘れられません。この作品の制作時期はアニメーターをしていた私は完成後宣伝担当としても関わっていました。そして椋尾さんには月刊「アウト」の口絵の描き下ろしをお願いしたり、朝日生命ホールの上映会でゲストとして登場して頂いたり、その他アニメ雑誌の座談会、バッヂやグッズの背景制作などなど無理ばかりきいていただきました。
失ったものの大きさは、言うのも悲しいばかりですが、椋尾さんの誇りたかき真摯な創造姿勢が、スタッフに、そして日本のアニメーション美術界に残されたことを唯一の慰めとする他はありません。アニドウはその素晴しい作品を画集として出版する予定です。
すべてのミッキーマウスの作品からセレクトされたベスト集のLD集「Micky Mouse/A
Star is Born」が94年末に発売された。 ミッキーの故郷アメリカでは、白黒の作品ばかりを集めた「Micky Mouse/The
Black and White Years/Vol.1」が出て32本の作品が収録されている。
しかしあまりにもこれはマニアックだと思われたのか、このままの日本版は発売されなかった。その代わり、カラー作品も含めたこのLDが企画されたものだ。アメリカ発売をそのまま再プレスすることが多いディズニー物で日本独自に編集版を作ることは大変珍しいことだ。監修は、なみきたかし(ライナーノーツ解説も)。
たぶんパイオニアLDCでは売り切れとなったので、中古店で未開封品などを急いで探すことをお勧めする。
二ヶ国語版CAV3枚組6面 初回限定生産\15,450(税込み)発売:パイオニアLDC 収録作品は下記。1,2,3面=白黒 4,5,6=カラー
★はLD初リリース作品、☆はストーリー・スケッチのついている作品
蛇足ながら、収録時間の関係等で残念ながらはずさざるをえなかった作品(残念!): いつかPart2を!
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