みどりのとかげちゃんフェスティバル	Le Lezard Vert  (St Laurent le Minier)★写真は拡大できます
南仏で開催される世界一小さなアニメーションフェスティバルに行くぞ!
2003/06/01

(承前)アニドウの今年の海外協力は7月24日にフランス・南仏モンペリエの近くSt-LaurentMinierで開催される1日だけのフェスティバル「LE LEZARD VERT」を目指します 。みどりのとかげちゃんとでも訳すのでしょうか?主催は、巨匠ジャン=フランソワ・ラギオニーのスタジオ、ラ・ファブリク。このイベントのディレクターは、アニドウからDVDを発売している「雪深い山国」の監督、ベルナール・パラッシオス氏です。彼と昨年の広島フェスティバル会場で再会し、今回の協力を約束しました。
その時の約束を忘れず、彼から招待状が届いたので、アヌシーフェスティバルをあっさりあきらめて、こちらへ参加することにしました。(招待といっても、旅費は全て自分持ちです。二日間の滞在費は主催者が負担してくれるというのですが、それだけでも予算が圧迫されそうな規模なので、なんだか申し訳ない感じです)
今年で三回目を迎えるこのフェスティバルはとても小さなもののようですが、テントを設営して少年・少女を対象に上映するなどいかにも彼らしい、可愛いらしいものなので、僕もぜひ参加したいと思っていました。上映の他にワークショップなども行われ、次代を支える人材が育ちそうです。
パラッシオス氏からの要請で日本の作品紹介のプログラムを組むことになり、若い作家を中心に作品提供をお願いしているところです。いつものように、お金にもならず、名誉にもあまりならないことですのであまり大きな態度では頼めないのですが、このまことに小さなフェスティバルという企画に興味を持ってくれた作者が多くて、楽しい番組になりそうです。記録用のビデオカメラなども持っていくつもりです。(なみきたかし)


35mmプリントも用意して
2003/07/15

ということで、アニメおたくには似合わない陽光きらめく南仏の旅に出かけてきました。そのリポートをお送りします。テキストは主に菅沢悦子特派員が執筆しました。
日本のプログラムを特集するので御協力を、という呼びかけに心よく応じてくれた作家の方々のおかげで約90分のビデオ作品と3本の35mmプリントで構成することができました。その作品は、たむらしげるさんの「くじらの跳躍」喜田夏記さんの「MTVステーションID」と「Orange Pekoo」のクリップ、保田克史さんの「Boda's Works」、石田卓也さんの「モギモギクレイアニメーション」坂本サクさんの「フィッシャーマン」などどれも楽しい傑作ばかりです。
(C)1998 TAMURA SHIGERU /MMF・BANDAI VISUAL (C)Natsuki KIda /MTV-JAPAN (C)Katushi Bowda


そろった傑作をNTSCからPAL変換
2003/07/16

急な依頼にも関わらず、作家の方々から提供されたビデオとフィルムが揃って一安心。と思ったら、出発数日前になってNTSC(北米と日本の放送方式)ではだめだと連絡がありました。大きなフェスティバルなら、世界各国の作品がそのまま見られるのですけどね、さすが小さなフェスティバルです。いや、感心している場合ではなく、急きょおなじみの現像所ヨコシネに電話して変換作業をお願いしました。費用は.....ええい、ポケットマネーだっ!14日に旅行の準備を投げ捨てて渋谷に出かけ、ヨコシネに材料を届け、翌日15日に受取りにいきました。そして16日に出発ですから、ほんとに綱渡りのようなもので、いささか焦りました。郵送費もケチって持参することにしたのに、なぜか予想外の出費が続きます。この間にもビデオの広角レンズがなくなった、というので「買ってしまえ」と大盤振る舞い。次いで、ライトも見当たりません、というので「買ってくるよ」とカメラ屋へいけば、DVテープからスチルの白黒・リバーサル・ネガフィルムを山のように購入して、すっかり貧乏になってしまいました。パリまでの往復飛行機代が102500円だったので安いと喜んでいたのですけど、それはヌカ喜びでありました。レンタカー、ガソリン代、宿泊費、食費を考えたら大変なので頭の回路を遮断して、カバンにビデオを詰めてパリへ飛び出したのです。
(C)Koji Yamamura/ Yamamura Animation (C)FUJI TELEVISION/ROBOT (C)Yasuyuki Kitazawa


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