みどりのとかげちゃんフェスティバル	Le Lezard Vert  (St Laurent le Minier)★写真は拡大できます
ささやかだけれど暖かい歓迎
2003/07/21

南仏の中都市モンペリエから50キロという案内だけで、やってきた私たち。サン=ローラン・ラ・ミニエという名前と地図帳だけを便りに、エクス=アン・プロヴァンス〜アプト〜ユゼスなどを横断してなんとか21日の夕方に目的地に達しました。なんとも素朴〜な目的地の村にたどり着き、広場にいたご老人にスタジオの場所を尋ねると(なにせ地図もなく、「その辺の人に聞けばわかるから」と事前に言われていた)「オー、ラ・ファブリーク!」と親切に建物を指差して教えてくれたのでした。
青い窓が目印のスタジオにつくと主催者のベルナールさんが車に気づいて出迎えてくださいました。うれしそうにしていたのは再会の感激ばかりではなく、フランスについたはずなのに何の連絡もない日本人一行の持っていたビデオ・フィルムを心配していたからでしょう。
その後事務局の元気なおばさんクリスティン、助手のメラニーさんも一緒に中庭で紙コップのジュースで乾杯。(ぬるかったけど、まあいいや)手作り感ただようフェスティバルの準備風景です。


スタジオ見学
2003/07/21

去年、ブラジルで同席したフランスの巨匠ジャン=フランソワ・ラギオニーが主宰する「ラ・ファブリク」ですが、本人はパリにいて指揮しているということで、再会はできませんでした。この現場はベルナールさんが中心の手ごろな大きさに見えました。作画から編集まで全ての行程があり、そのひとつひとつを彼が案内してくれたのですが、イベント間近でそんな時間はあるのか?とこちらが心配になりました。左端は表札と全景。古そうな建物ですが、中はとてもきれいです。中の写真は、ポール・グリモーが使っていたという撮影台(ラギオニー氏はグリモーのスタッフだったのです)。譲ってくれと思わず声を出すなみき氏でした。右端は、フェスティバル事務局に張られていた、ベルナールさんの息子が描いた「とかげちゃんポスターの写し」です。真似しやすいというのは大事ですね。


テントが村にやってきた
2003/07/22

前日まで犬のフンだらけの駐車場だった広場に、テントを積んだトラックがやってきました。まずは仕事に取り掛かる前にたっぷり1時間以上かけて昼食。さすがフランス人です。誰が設営するの?と質問したら、当然のごとく「そりゃ、僕たちだよ」とスタジオの面々。フランスのアニメーターは力仕事もこなせなければいけません。中に筋肉隆々のマックスと、若いローランがいましたが、彼らはどう考えても日頃肉体労働に従事しているようなので、専門職でしょう。親方と一番弟子といったところか。彼らの指示で杭打ち、支柱建て、幕張り、と慎重に進められていきます。ベルナールさんも自ら杭打ちに参加。主催者なのに、すばらしいフットワークの軽さ。そのへんで放し飼いになっているみんなの飼い犬も走り回り、猛暑のなかの作業が日暮れまで続きました。下準備を終えて夕方になりやっとテントが姿を現しました。


NEXT/つづき
BACK/もどる
Top
Photo by Namiki,Sugasawa and Kitazawa.