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チンクで照れ
2004/09/27

別に男の子と女の子のハートを取り替えられたわけではありませんが、尊敬する高畑さんとの遠足は大いに照れました。
とうのも前日(フェスティバル最終日の夜)に「俺はミラノで路面電車を撮るんだもんね」と言い放ってさよならを言ったんだけど、名匠に生意気なことを言った天罰が当たって、その日にビデオカメラが壊れてしまったのだ。これでは、トラムも撮れないので考え直し、臆面もなく「ぼくもついて行きましょう」と世界遺産チンクエテッレ(五つ村)の観光に方向転換したわけわけです。高畑さんは事前に計画をたてていたので、わしらは頭をつかわず、隊長さんについていくことに。
電車賃も出させたような気がするが、忘れましょう。フェリーの1日券を買って、Vernaza〜Manarola〜Portovenereへと降りては散策し、食事しつつ渡り、美しい景色を堪能しました。映画祭は町も会場もさびしかったので、やっとイタリヤに来た気分がしたもんです。Photo by Sugasawa(右端)

気を張りい
2004/09/21

イタリアのキアヴァリという港町で、アニメーションフェスティバルが新しく始まるというので、行ってきました。ディレクターはアニメーション史の著作で知られるJ.ベンダッツィ氏。「全貌」の図録にも寄稿頂いたので、この場で稿料を○×ユーロ、お支払いしました。フェスティバルは近年の短編のコンペもやりますが、特集はギリシャ作品と高畑勲作品のふたつ。特に高畑作品は、「おもひでぽろぽろ」「火垂るの墓」「となりの山田くん」「ぽんぽこ」などの長編を毎日上映していました。「セロ弾きのゴーシュ」も含まれることとなり、このプリントもジブリさんの分と一緒に運んでもらうことになったのです。「全貌」といい、本当に良い会社です。スタジオ・ジブリは...。そういえば、「冬の日」もやっていて、なぜかつい見てしまいました。
左の写真は、会場のテアトルの前。古い劇場です。昔は演劇やオペラも上演したようなボックス席が左右にある格調高い小屋ですが、第一回というのでちょっと観客はさびしい感じでした。高畑さんも国際審査員ということで、参加されていて、ハンガリーのフェレンツ・ミクラス氏、キャロライン・リーフさんなどと一緒に紹介されました。右端は、使われなくなった教会を会場とした場所でのトークショー。終了後、サイン会と化して、レコードやLD-BOXなどあれこれ乱れとんでおりました。

日本漫画映画の呆然
2004/08/31

昨年から準備にかかっていたこの全貌展も、始まったと思ったらあっという間に終わってしまいました。「ぬいぐるみなんかうろつかせるな!」とか「アカペラコンサートって何なんですか!」とか「ネコバス待ちで日射病が出るとうれしいな」とか、さまざまな<お客さんに楽しんでもらうサービス>に反対し続けているうちに45日なんか経つものですね。
左端は、みなさんジブリばかりとご批判のコーナーですが、ナウシカは実は「小松原一男」コーナーでした。拡大された小松っちゃんの線の美しうこと!照明もきれいでうれしいものです。真ん中は大入りの「はったつし」コーナー。いや、なにみんな奥にいかないので入り口だけ混み合うんですね。それも最後の最後に14分もの短編があるなんて知らないから時間になって見損ねる人がたくさん出る始末。次回?からは最後におかずにフィアットの隣で興行しなくては。右端は、最終日の夜の仮打ち上げ。みんな口では良かったと言うがそれぞれ胸中はまるで別な感想を持っている大人の会でした。右端の黒い人は、怒りとうれしさとあきらめで、笑ってんだか、聞く耳持たないんだか、狂った表情です。言いたいことがあるなら、ハッキリ言え!この場で!どうなんだ!?
Photo by Sugasawa.

ヒロシマ・皆売ール
2004/08/23

もちろんモナムールでもあります。第10回を迎えた広島国際アニメーション大会ですが、その詳細はどこかのページで見てもらうとして、左端の写真はふゅーじょんぷろだくとのワゴンを借りて母屋を取ったアニドウの販売コーナーです。どこのワゴンよりも「全貌」の図録とか、政岡先生のDVDのおかげで売り上げがあがったのではないでしょうか(わんぱくフィギュアは惨敗)。ありがとうS谷くん、そしてコミックボックスの美女軍団!!
右端は。ジミー・ムラカミ監督(ミュータントタートルズというか「箱」)と、右は名誉委員長として来日したリチャード・ウィリアムスさん。アニドウでは年末にバカみたいに「クリスマス・キャロル」を上映しているのでご存じでしょう。グルグル回り込みで動かすので、私が大好きなアニメーターです。アート系じゃないんだけどなあ、商業アニメですが...ねえ。

全貌開々疎にしてもらす
2004/07/15

いよいよ始まりました「全貌展」ですが、写真左は前日の作業風景。すべての原画の額入れを現場で行っています。ほとんど特注の額にあわせて、マットを切っていきます。なんだかやたらと一つのフレームの中に枚数の多い作品があって、大変でした。原画をエプソンの技術で拡大したものも作品として展示しました。もりさんの線はどんなに拡大しても美しいのでした。しかし、展示する方は大変です!
右端は初日のマルチプレーン撮影台の様子。東映アニメスタジオの撮影監督の方に解説をお願いしました。(土日のみ)。諸般の理由で予定していた実演が不可能になったので、口頭での説明になってしまいましたが、観客のみなさんは興味深く聞いていらしたようです。これのみPhoto by Makihara.

まんがえいが きったはったし
2004/06/17

東京都現代美術館「日本漫画映画の全貌」展の特別映像の制作も一括してアニドウが担当することになりました。左端は、「全貌」展用の新スタッフルーム(荻窪)です。新しいマックを入れて、デジタル彩色をこなす予定でしたが、トラブル続出で急遽プロの応援をお願いしたところです。6畳ほどの事務所に9人位入っています。
真ん中は、その作品「にほんまんがえいがはったつし」の新作シーンの中でも特にユニークな切り紙のシーンの材料。オープロダクションの岡林恭子さんの制作です。右端は、オープロ二階の社長室を占拠して行った撮影の様子。高級デジカメで一コマ一コマ撮影、画像ファイルとしてパソコンに渡しました。

クレイも出る
2004/04/21

東京都現代美術館「日本漫画映画の全貌」展の図録の編集も一括してアニドウが担当することになりました。この日はその図録用に大泉の東映アニメスタジオにお邪魔して東映長編のクレイモデルを撮影しました。昔は撮影部屋があったあたりは改装されてきれいなギャラリーになっていましたが、それに乱入したアニドウ軍団が占拠。金子カメラマンを中心に、長時間の撮影となりました。実際には展示しなかったものまで、記録のため撮影しました。
特にN会長はクシナダの撮影にだけ、きびしい注文をとばしていました。Photo by Sugasawa.

鈴木えーがね!
2004/04/19

映写のプロとして、業界で知らない人はいない鈴木映画の社長、鈴木文夫(67歳 )が平成15年度芸術選奨を受賞したお祝いの会が開かれました。
どんなところでも、より良い映写を提供している鈴木映画は椎名誠作品のコンバットツアーなどの活躍が知られています。アニドウも「小松原一男追悼イベント」の連続上映とか、オープロの「セロ弾きのゴーシュ」の上映で大変お世話になっていますので、今回の受賞は喜ばしいものです。
今回の贈賞理由は「どんな優れた芸術作品であっても最後の映写の段階で粗末に扱われれば元も子もない。デジタル技術の発展によって映像と音の再生については高い技術だけではなく、創造性が必要とされる。映写技師は単なる職人ではなく、映写環境を作り上げる、映写監督ともいうべき立場でなくてはならない。鈴木さんはこの仕事の重要性に早くから気づいていて、昭和51年に鈴木映画を設立以来、この道の第一人者として活躍、多数の映画監督に頼りにされ、各地の映画祭ではなくてはならない存在である。」というものです。おめでとうございました。
最後の写真は、オープロの村田社長(左)との記念撮影です。

びくびくサイト
2004/3/28

東京アニメフェア2004が3月25日〜28日の期間、東京ビッグサイトで開催されました。この会場、コミケとかこのアニメフェアだけで来ているから、年中アニメ関係の催しだけをやっているような気がしてきます。オタク臭がしみこんでないかい?
フェアの内容は相変わらずの新鮮味のないもので、新作アニメーションの紹介などを行なうブース展示と、アニメアワードの授賞式やアニメーションに関連したシンポジウム、声優らが参加するステージイベントなどなどなどでした。出展社数は全166社で、国内の企業は135社、海外からも31社が参加したといいます。わがアニドウのブースは最果ての出口そばで、イベント舞台のそばでとてもうるさい場所でした。ちゃんとディスプレイしないからかなあ。次回はちょっとお化粧してみましょう。たまに「二人はプリキュア」のマスクプレイを見るのもいいんですけど、同じものを二回はつらいです。(午前午後の二回公演)
最近不審者を町内会でチェックしているようですが、アトムも気をつけないと。最後の写真は、分解された「ハウルの動く城」2m模型(動かないバージョン)

セロをたずねて8000円
2004/4/3

<椋尾篁アニメーション美術画集>出版記念上映会として、「チェロ・コンサート+ゴーシュ上映会」が中野ZERO小ホールで開催されました。椋尾さんの美術設計が注目された
「母をたずねて三千里」の第2話を前座に上映。そして、丸山朋文(チェロ)と沖 教仁(ピアノ)によるコンサートが約1時間、開催されました。その後「セロ弾きのゴーシュ」が椋尾美術の代表作として上映されたことは言うまでもありません。Photo by Sugasawa.<br>
右端は、終了後打ち上げに参加した元オープロトリオ)左から友永動画部長、才田作画監督、演出の松浦錠平の各氏) Photo by Namiki.

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