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背景会長陛下様
2004/3/23

ついに「椋尾篁アニメーション美術画集」が完成しました。りんたろう監督、丸山正雄プロデューサー、角田紘一さんなど縁の人々が参集して、荻窪のイタリアンレストラン「ドラマティコ」で記念の会食会が行われました。夫人の圭子さんの挨拶のあと、できあがったばかりの本を見ながら、楽しい時間を過ごしました。出版の遅れて、かなりのプレッシャーを感じていたN会長は、文字通り肩の荷を下ろした顔色でワインを飲んでおりました。あとは.....「売れる」だけ...です!8,000円は高いなあ。

飛騨の片山
2004/3/13

第2回飛騨国際メルヘンアニメ映像祭2004が高山市の飛騨・世界生活文化センターで、3月12日〜14日の3日間開かれ、特集にやなせたかしさんの「アンパンマン」を始めとする、アニメの代表作の上映や原画展などが開かれました。13日には第2回メルヘンアニメコンテストの表彰式が行われ、片山雅博氏、片渕須直氏などの審査員が、日本をはじめ、世界の24の国と地域からあつまった131作品の中から第一次審査を経て上映された36本のノミネート作品を審査して、最優秀賞に「或る旅人の日記」(加藤久仁生)を選出、奨励賞に「鬼」(細川晋)他を授賞作としました。アニドウとの関わりも深い、ハンガリー・ケチケメートスタジオの「The prince who turned into stone」(マリア・ホルバット)も好評で審査員特別賞を受賞しました。
Photo by Nishi-Kawaguchi Gizin.

人形姫のおかんむり
2004/02/22

某古本屋さんのカタログを見て、政岡憲三先生の人形絵本の代表作「しんでれら」「おやゆびひめ」をようやく入手。ついでにカラーで挿絵がのっている「幼稚園」なども。いきなり、集まってくるのも神様が本を出せと言っているのか?
お弟子さんである森やすじさんも同じように幼年雑誌の付録をたくさん描いています。
ン千円出して買っても中身に森さんの絵がなくて、表紙だけというのは残念だけど一枚でもカラーだからなあ。それほどよごれていなけりゃ、良しとしますか。

風来者巨大
2004/01/21

今年最初の上映会は大盛況ではじまりました。カラーの葉書が効いたのでしょうか。超満員の入りに喜んであちこちからイスを持ち込んで座ってもらうことに。それでも足らなくて階段に座る方も。終了後、「定員オーバーは絶対にやめてください」と館員の方に怒られてしまいました。やむなく次回より予約者のみを厳守せざるをえません。締め切ってもお許しあれ。
上映した「バッタ君町へ行く」は、手塚治虫さんも宮崎駿さんも共に印象深い作品で、両巨匠の感想をFILM1/24に掲載できたことも、この作品の持つパワーのおかげです。残念ながら経年劣化により、色彩があせていたのは本当に残念でした。以前に見た人には「自分で色彩調整しろ!」と言い放つNかいちょーですが、意外に初見の人が多くて「本当はもっときれいなんです」と言い訳に転じておりました。野田卓男さん、鈴木伸一さんなども来てもらって、とてもうれしかったです。本国アメリカでの評価がなぜか低く感じられてなりません。

ベーカムに恋して
2004/01/12

テレビ放送やビデオ制作での基本仕様であるベータカム・テープのプレーヤーが遂に導入されました!なんと無料+配送+設置付きで、寄贈があったのです。プロ用の機材だから、ウン十万もする物なので、手が出ませんでした。寄贈主は、(株)ラボックの小林社長です(感謝感激)。ビデオ撮影したインタビューテープなど多数がやっと見られます。しかし、ついでに16mmの映写機も引き取ることになり、ホクシンのクセノン映写機も運び込まれました!ちょっと邪魔です....(写真中)しかし、なんだかうれしい。この前エイキのクセノンを2台ももらったばかりなのになあ.....。なんだかフィルム倉庫というより、機材倉庫になりそうなアニドウの新春です。良いことがある前兆か、それとも時代送れという神のお告げか?! (写真右は昨年購入したパテ・ベビー映写機)

運が調(つきのみや)神社
2003/12/13

毎年十二月十二日に行われる浦和の大歳の市「十二日まち」に出かけました。旧中山道通りの調神社まで大変な人出で賑わう師走のイベントですが、たくさんの屋台の中には流行を反映したものもチラホラあり、この業界も頭を使わなくてはなりません。「ディズニー・シーで人気のギョーザドック」も勝手に出張してきているし、ずばり(なにが?)「ディズニー焼き」なんてのも。しかも、「食ってみろ」と挑戦的なのは、アイズナー会長にでも言っているのでしょうか。
お参りを行った人の流れは、縁起物のかっこめ(飾りのたくさんついた熊手)の店が並ぶ場所を通り、最後はお化け屋敷と見せ物小屋に着きます。
「さあ〜入った入った、愉快な愉快なオバケだよ〜」と入り口のオバさんがはやしている小屋には、去年なかった鬼太郎の人形がありました。なかなか無気味でオリジナル「墓場の鬼太郎」の感じもあり、外からこれを見るだけで満足です。(これは故杉本五郎の喜びそうな写真です)
入場料は600円だったかな?けっこう若い女の子に人気でした。陳腐なものにも叫びたい年頃と言えましょう。
いい加減疲れたので、隣の見せ物小屋に「ヘビ女」が出ていたかどうかは見損なったまま、帰路についたのであります。故郷っていいもんですね。

陶器へいきたい
2003/10/03

いよいよはじまる「もりやすじ展」(原画展)のために、会場のこども陶器博物館(多治見市)に乱入しました。明日の初日を前に、パネルなどを準備しているスタッフの人たちをひやかしつつ、うなぎとか、そばとか、特にスパゲッティとか御馳走を頂き、もりさんの人徳を改めて偲んだのです。この会場は長年陶器の世界でキャラクター物を作ってきた金正陶器という会社が設立した博物館で、こじんまりした建物ですが自社の製品だけでなく、ブルーナのリトグラフ展示と五味太郎の原画展示(常設)をしていたり、風のよく通る気持ちの良いカフェがあったり、かなり充実しています。絵付け工房もあり、描いたあとで焼いてくれます。11月の末頃に友人一同で訪れて体験してみようと思うのであります。写真のように、学芸員の山内さん、林さん以下研修生の人たちが一生懸命働いているのに「紅茶のませろ」とか「画集を売れ」とか勝手なことを言う人がいましたが、まあ、その前三日間ほど額装で働いたようなので、許してやってつかーさい。館長室の寝心地もむっちゃんこ良かったです。(一般は入れません)多治見駅からちょいと距離があり、バスも便が少ないので、タクシーが便利です。自家用車でいくのがベストですが、入館料はたった300円なんで、タクシー乗りましょう!

みなさんのとかげです
2003/09/10

月例上映会も9月で10回目(去年の12月から数えてね)です。今年の12月で一応目標の一年目となりますので区切りをつけて、来年からは楽をしたいものです。さて、毎月世界の名作古典ばかり(!)では、なんなので(?)突然長編の頭の部分だけやったり、B級SFの予告編をつけたりして工夫を凝らしているつもりですが、9/10は初めてのビデオ上映を加えました。7月に参加した「みどりのとかげちゃんフェスティバル」の模様を30分にまとめたものの発表です。1日だけの祭りですが、設営なども含めて7/21〜25日にわたり撮っているので素材は全14時間もありまして、それを約1週間の編集作業で縮めました。DVからデスクトップのバイオに取り込んで、プレミアというソフトで編集という工程。おかげで目はしょぼしょぼになってしまいましたが、なんとか雰囲気はわかってもらえるのではないかという自信作となりました。率先して働くボスの勇姿と、ラテンバンドの音楽が聞きもので、つかみはバッチリと鼻息あらかったんですがねえ、なんと中野芸能小劇場のビデオプロジェクターがとても暗くて、はっきり映らず、全く不満な映写となりました。ただでさえ、独りよがりな編集を、くら〜い画面で見せられたお客さんにはホントに申し訳ない結果でした。DVDにでもして配り直したい気分です。来月にもベータテープの上映を予定していたのですが、これは当然中止。いっそ、自分で最新のプロジェクターを買った方がいいんでしょうかね。やはりフィルムだけを上映しろという神のお告げかな。

期待におくれませんでした
2003/08/30

しんゆり映画祭2003のプレイベントとして、「セロ弾きのゴーシュ」の野外上映が開かれると聞いて参加しました。宣伝用に作った一番目のポスターに見られるように、「ゴーシュ」は野外上映してほしい、という高畑さん他のスタッフの思いが最初からありました。それなのに長年ぼくは野外上映を見る機会がなくて、切望していたのです。会場は小田急線新百合丘駅から徒歩5分の麻生小学校校庭。さまざまな模擬店が並んでいたので、まず、フランクフルト150円を頼んだら焼酎がちょっとサービズでついてきました。それから400円のラーメンを食べ、80円のコロッケを食べてもう一度フランクフルトと焼酎。さらに長い列が出来ていたカバブ(400円)を食べました。これもうまかったので、もう一度食べ....、え、何しにいったのかって?いや、入場無料なんで少しは経費の足しになればとね。肝心の上映は7時30分からで、校庭一杯にしかれたビニールの上に約500人はいたかなあ。本当にたくさんの人たちが見にきてくれました。(当日の来場者はのべ1200名ということです)日本映画学校OBによる映写もきれいで、(最初音の出ないトラブルがちょっとありましたが)望んでいたような楽しい上映会でした。
この上映にさきだって行われたチェロ演奏会もとても素敵でした。奏者の丸山朋文さんが高校生の時に作曲したという「インドの虎狩り」が映画中のものとはひと味違っていて聞き応えがありました。
こういう楽しい上映会にこそ「ゴーシュ」はふさわしいと改めて思い知らされたのです。スタッフのみなさんご苦労さまでした。
左:チェロ生演奏 中:映写担当松本さん 右:上映を待つ観客

口笛はなぜトークにも聞こえるの
2003/08/30

東京丸善本店4Fギャラリーで開かれていたハイジ展はジクレー版画と小さめの原画販売をメインにした展示即売会で、ユキちゃんぬいぐるみなどさまざまなハイジグッズも売られておりました。ガラスのケースの中には企画中のデザイン画があり、ちょっと違った感じのハイジが描かれていました。最終日の本日30日はそのキャラクター・デザイナー、作画監督小田部羊一さんのサイン会が2時より行われ、整理券を持った100人が列を作りました。でも、井岡さんの画集をさし出すのはどうかなあ。8万円前後の小さな直筆原画はお買得だったんじゃないでしょうか?わしらはサインももらわずに、脇で漫画家の加藤礼次郎氏とヨタを飛ばしていただけだったんですけど。小田部さんはかなりサイン会に緊張した様子で、目の前で写真を撮っているぼくにも最後まで気が付かなかった様子でしたので、最後になってちょっとご挨拶して退散しました。今度、ご一緒にポルトガル旅行をすることになっています?ので、楽しみです。

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